勤務医と開業医

聴診器と女医

医者は大きく二つに分けて勤務医と開業医の2つに分かれる。 勤務医は大学病院や、医院等に雇われ、給料をもらっている医者のことであり、開業医は自身の経営する医院を持っている、いわば自営業の医者のことである。 勤務医と比べ、開業医は主に以下の2つのメリットが存在する。 ・労働時間 ・収入 の2つである。 勤務医は労働時間が決められていて、過酷な労働条件になるケースも数多くあり、社会問題となっている。一方、開業医は自身が「経営者」、つまり社長なのであるから、ある程度フレキシブルに労働時間を調整出来るのである。 また、開業医は勤務医に比べ全体として収入が高い傾向にある。これは、中間に収入を搾取する存在がいないからである。

医院の開業はメリットばかりではない。無論デメリットも存在するのである。 その主たる点は非常に莫大な設備投資が必要であり、経営を自身(もしくは担当者を雇って)が行っていかねばならないという点である。 医院を開業するにあたり初期投資だけで数千万から数億に及ぶこともある。 CTスキャンやレントゲンなどを導入する際にはさらに金額が上乗せされるのである。よほど強固な経済的地盤がない限り、医院を開業するのは至難の業といえよう。万が一経営が失敗した場合は社長である自身が責任を負っていかねばならないのである。 こういった点を考えると必ずしも医院の開業が勤務医となって仕事をすることより良いというわけではなさそうである。